MZDAOと僕 44 「MZDAOの本質」

 

こんにちは。マーキーです。

 

昨日上がった事業案記事を通して、漠然と抱いていたMZDAOのイメージがより具体的に見えてきたかも分かりません。

 

MZDAOは「みんなで参加して、みんなで儲けよう」という大きなテーマをもって運営が始まりました。

 

リファラルの時には「みんなで会社を立ち上げたい」「会社を立ち上げる時の大変だけどいちばん楽しい瞬間をみんなで共有したい」的なノリの事も話していました。

 

事業案の応募こそしたものの、そこからの絞込みはMZによって行われ、15件の事業案も、正式な投票は行われないまま、9案に統合され、ここも結局どの事業案で行くか、という投票ではなく「こうしませんか?」に対するyes、no形式の回答。

 

昨日の記事もそんな感じでした。

 

賛成か反対か、だけではなく反対の人は対案含めての反対意見を募りました。

まぁ対案なく反対意見をつらつら述べるのじゃなく、じゃぁどうしたらいいか、しっかり対案を書いて建設的な話し合いをしましょう。って感じなんでしょうけど

「逆に対案出せないなら反対するなよ」と言うニュアンスの強硬な感じにも取れてしまう書き方になってしまったのはいささか残念ではあります。

 

事業案自体は別に反対では無いのでいいんですが、自分の中では1回目の事業案発表から、少しづつワクワク感が薄らいできてしまっているなぁ、と言う感覚があります。

 

それが果たして事業案に対してなのか、事業決定のプロセスなのか原因は分かりませんが「辞めたい」という訳ではなく単純にワクワクせんなぁ…という感じです。

 

そこで本題なんですがMZDAOとは、そもそもDAOなのか。と言う点です。

DAOというと、ある程度の認識があれば、中央集権のない分散型であり民主的な組織という認識になると思います。

 

現状進め方を見る限り、意見を募ったりはしていますが、どちらかと言うとMZが旗振り役となる、ある種中央集権的な立場からの意見に対し、賛成か反対かの決を取る様な形式になっています。

 

この辺は既存の企業とほぼ違わないのでは無いでしょうか。

 

会社が、こうして行きたい、ああして行きたいと言う方向性に対して、株主が賛成か反対か議決権を持つ。

 

構造上、進め方は既存のそれとあまり大きくは変わらないのかな、と言う感じです。

 

実際の所MZもMZDAOをガチガチのDAOにするつもりは無いと言っているし、インタビューでもDAOであってDAOでない、みたいな発言もされてる様ですので、MZが旗振りをしてまだ登記簿登録すらしてない会社に25万人の株主(になりうるであろう人達)が既に存在している起業プロジェクトと考えた方がしっくり来ます。

 

MZDAOは無料公開記事でも記されている様に「特定の株主だけが得する社会」を「もっと色んな人に還元される社会」を構築したい。と言う意味でDAOと言うワードをピックアップしただけの様な気がします。

 

本来のDAOという定義からすると中途半端な感じにはなりますが、それが良いか悪いかはさておき、MZDAOとはそういう目的を共有した集まりだと認識する事にしました。

 

DAOっぽいDAOをやりたい人もいると思うし、「もっと意見をくみ取って欲しい」と言う人もいると思います。実際反対してる人の方が、色んな思考を張り巡らせて寄り良いMZDAOを目指すために意見している方も少なくはないと思っています。

 

その熱量をもった方々の心が離れていかないように願っています。