MZDAOと僕 35 「MZDAOってマルチ商法じゃない?」
こんにちは。マーキーです。
今日はTwitterで、散見される「MZDAOはAmwayっぽくなっていきそう」とかそういうMZDAOがマルチ化してしまうんじゃないか。と言うご意見だったりがちょいちょい見られましたのでこの辺について、過去にマルチ商法に手を出した人間として意見をさせて頂きたいと思います。
そもそもマルチ商法とは
念の為書いておくと、マルチ商法=違法と思われてる方も多くいらっしゃると思いますが、多くのマルチ商法は違法ではなく合法です。
日本では特商法にて定められた連鎖販売取引という商法で、法律にそって活動を行っている中では合法なので問題はありません。
最近Amwayが業務停止命令くらいましたけど、詳細そこまで知りませんがAmwayが悪い訳じゃなく、Amwayでビジネスしてるアソシエーターが法律を守らず、違法勧誘をやりまくった故におこったことだと思います。
ちなみにマルチ商法は界隈ではMLM(マルチレベルマーケティング)と呼ばれています。
昔(少なくとも僕が知ってる時代)は「Amwayはマルチじゃない!」とかって勧誘してる人もいましたが、Amwayは完璧にマルチです。マルチと言う呼び方はあんまり好きじゃないので以下MLMと書いてきます。
MLMは「口コミ商法」などとも揶揄されておりましたが、これはまんざらではないですね。
MLM企業は通常企業が行っているマーケティング活動をアソシエイト会員が代わりに行う事等で、広告費や物流上で生じる経費を極力少なくする代わりに、質の高い商品を比較的安価(品質から見てですが)に提供する事ができるようにするものです。つまり口コミによって商品の素晴らしさを知ってもらい利用者を増やしていこう、というビジネスモデルです。
MLMを勧める訳では無いですが、品質は高品質なんですよ。それでも安くはなかったりしますが、一般の流通、マーケティングで市販しようとしたらもっと高額な価格設定になっちゃうんですね。
で、これでビジネスにしている人、ざっくりとアソシエイト会員としますがこの方達は、広告宣伝をうたない企業に変わって、企業の商品を個々PRするわけです。
そしてアソシエイト会員が紹介した会員が購入活動を行うことで、そのボリュームに見合ったインセンティブを企業がお礼としてアソシエイト会員に支払うという形です。
会員は大きく2つに別れていて、紹介者からの売上ボリュームでインセンティブを貰えるアソシエイト会員と、インセンティブは貰えない(ビジネスとしては活動しない)けど企業の商品は購入出来る通常会員とでわかれています。
MLMのビジネス勧誘が主体な理由
上記に記した通り、通常会員となって商品を購入することも可能なのですが、大体MLMではアソシエイト会員を増やす活動が行われてます。
先程記した通り、支払われるインセンティブは自分が紹介した会員の売上のボリュームで決まるのですが、その紹介した会員がアソシエイト会員だった場合、その人が作り上げた売上ボリュームも自分のボリュームにカウントされます。
なのでビジネス仲間として会員登録してもらって、その人が頑張ってくれれば自分も潤うことになるという事ですね。
MLMの報酬プランも実は何パターンかあるので、詳細にはそんな簡単な話じゃないんですが、MLMを推奨したい訳じゃないのでざっくりそんな感じで捉えてもらえれば大丈夫です。
でAさんが居るとしてAさん(親)が紹介したBさん(子)が頑張って売上ていく中Cさんがアソシエイト会員として登録して…みたいな感じで縦につながっていくわけです。なので横の繋がりはどちらかと言うとライバル関係にあって、親から派生した縦系列のチームで活動することが多いです。
MZDAOはマルチになりえるか?
さて、長い前置きになってしまいましたがMLMはこんな感じで縦に系列が伸びていき、系列内でのボリュームが収入に関連してきます。
本題のMZDAOはどうか。という話なんですが。
今どんな事業をしていくか、という話の中で
「MZDAOのメンバーが消費者(利用者)」になる事で売上設計がされている事業がまぁ多いです。
実際、昨日公開した記事でもそんなビジネスモデルをイメージした内容で記事が書かれていました。
MZDAOで進める事業が、仮にメンバーの消費、利用による貢献を前提としている場合、それを周りの人に紹介しようとしたらそれってマルチじゃね?っていう声があがってる訳です。
リファラルが口コミなのは分かります。けどAさんがBさんを紹介してMZDAOのメンバーになって、実際にサービスの利用、消費活動を行ったところで
MLMのような親子の縦関係はないので、Bさんがどれだけ利用、消費をしようがAさんの売上ボリュームが変わることはありません。と言うよりAさんも別にアソシエイト会員とかじゃないのでAさんに売上ボリュームとかそもそもないんですよね。
MZDAOはリファラル(紹介)で会員登録したからと言って縦に繋がることはありません。
全員横の繋がりです。
そして、我々は進めていく事業の株主に近い立場にいます。企業の下にいるアソシエイト会員ではなく、むしろ企業より上の立場にMZDAO会員は位置していると思います。
上の立場にいるMZDAO会員が自分たちで立ち上げた企業を応援する意味で企業のサービスを利用してあげるというイメージですね。
極論ですが、利益を得る権利を消費や利用以外の行動で得ることが出来るのであれば、自分は消費、利用しなくても利益を得ることは可能だと、構造上はなります。
当然、それくらいに企業が成長してくれている事が前提ではありますが。
という事で、MZDAOがマルチ商法に該当するか、と言えば答えはNoです。
ただ漠然としたイメージとしてMZDAOはマルチっぽい、というイメージを抱かれない様にリファラルの際には注意する必要がありますね。
具体的にどういう行動が貢献となり権利を得ることが出来るようになるのか、という点は利用や消費だけでなく別の貢献の在り方というのも準備していきたいものです。